整備日記

会社の中で起こる、いろんな出来事を整備工場の裏話として、書き込みます。
自動車屋やオートバイ屋のスタッフの本音はね・・・・・暇つぶしに見てね。

2011年1月30日(日)
ご報告!
長らく 整備日記 を見ていただきありがとうございました。平成23年2月より、このページは、yahooブログへ移動します。おっちゃんのひとりごと も統一してyahooブログへ引越しします。yahooブログのタイトルは、鳥取のちぃ〜さな自動車屋さんのブログ となっています。URLはhttp://blogs.yahoo.co.jp/takemotocoです。
2009年12月28日(月)
心臓の弱い方は、見ないでね!
本日、夕方 「ヒーターをかけると、えげつない匂いがする!かなり前から臭ってたけど・・・」とホンダアクティートラックが急きょ入庫しました。カウルトップを取り外すと、なにかの巣の様なものがてんこもり!外気導入口を覗いてみたけど別にどうってこと無いなぁ〜、外気導入のフタを開けてみるとそこには、腐敗した鳥さんが・・・・引っ張り出すとほとんど骨!足!頭部はサクサク状態でした。内気/外気切り替えボックスも取り外ししっかり洗浄しました。年末最後の仕事依頼がこれになりました。ちょうどこの作業のとき、島根の自動車整備の学校の学生さん(女の子だよ〜ん)が来てまして、「これが、現場の仕事だぁ」と私は叫んでました。(めったにこんな事ないよ!)なぁ〜んかついてない一年だった事を象徴するような出来事でした。私の隣では、今年最後の予定にしていた、HA4アクティーのエンジン載せ換えが、ちゃくちゃくと進んでます。、  
カウルトップを外して・・・     衝撃の写真

さあ!外気導入口へ・・・   死体遺棄現場
2009年7月23日(木)
ちょっとお気に入りのお手製工具
大昔に作ったものですが、ブレーキドラムの大きなスプリングをブレーキシューにセットする時、一発で引っ掛けれます!いらないマイナスドライバーの先端に鉄ノコでミゾを入れて、真っ赤に焼いて急速に冷やして焼き入れしたものです。お試しあれ!
2009年3月27日(金)
ホンダ フィットの燃費

この前FITの車検で鳥取(陸運支局)まで行ってきた時(往復100Km)私に出来る低燃費運転で走ってきました。燃費は、25.5km/lを記録!(当然一時停止、信号待ち有り)走り方は、2000rpmまでに押さえ(CVTだと十分走れます)、アクセルオフの状態を出来るだけ多く取る(Dレンジでアクセルオフにすると、燃料カット制御してくれます。下り坂でNレンジに入れる人がいますが、それは逆効果)、これだけでここまでいけます。自動車専用道路(無料区間)も使いましたが、全て他車の流れに合わせて走ったので迷惑は、かけてないつもりです。ここまでいけるなら、インサイトやプリウスよりはるかに安価なこの車両の方がええような気がしますな!他にうちで使っている代車にムーブのCVTがあるのですが、米子まで走った時にどこまで燃費が伸びるか」やってみました。フィットと同じ様にはしってみたら、60km/hまでに押さえて走ると24km/lぐらいいけるのですが、60kmを超えると、かなり燃費は、落ちてしまいます(高速道路だと最悪!)。やっぱり軽自動車だとこのへんが限界でしょうか?オールマイティーに走ると、リッターカーの方が、満足のいく結果が得られます。普段の車の使い方で車両は、選ぼう!軽自動車は、「燃費が良い」とは言えないねぇ!長距離を走る事が多い人は、思い切って軽じゃなくてリッターカーの方がええと思いますよ!

2009年3月19日(木)
あっ!フィラーキャップが無い!

ホンダシビックEG(懐かしい!)でオイル漏れの修理依頼がありました。ボンネットフードを開けると「ありゃ!オイルフィラーキャップが無い」よく見るとフィラーキャップのネジ部だけが、寂しそうに残ってました。「割れてどっかに行っちゃったのね」まあ古いもんねぇ、キャップもオイル交換するときとかに良く見とこう!と言うより「こりゃ定期交換した方が良いかもね」

2009年2月27日(金)
すんごいくたびれた

この前、ロードスター(1.6)に現行のレカロシートを取り付けました。このシートをつける専用シトレールが無い!しょうがないのでブラケットを作成して、どこにも干渉しないようにやってみました。もうまる1日がかりで作成しました。10mm厚のアルミ板を40cm鉄ノコで(手作業)2本切り出し、作図どおりに穴あけ、ザグリ加工、長穴加工もぜ〜んぶ手作業!仕上げもアルミ用カンナでしこたま削りました。出来上がりは、まあまあかな?翌日から3日間は、すさまじい筋肉痛でした。もういやだ!という訳で、本年度は、工作機械を導入します。フライスに旋盤はお約束!ついでに軽鈑金もしようとおもいますので、ペイント関係も設備投資します。そううすりゃこれまでの数々のワンオフパーツもあっという間できちゃうもんね!もう金属加工は、完璧!!の予定です。工業高校、大学時代がなつかしい工作ができるもんね。

2008年12月7日(日)
なんだこりゃぁ

この前、友人にプログレッシブのフォークスプリング(オートバイ部品)を買ってもらったのですが、すげークオリティーです。いくらなんでもこりゃないよねぇ〜スプリングのピッチは普通すこしづつ変えて行くものなのにピッチ幅が2種類!中間は?こりゃサスがデジタルぽい動きになるやろねぇ!!おまけにスペーサーは、塩ビパイプを適当に切ったようなものだし、せめて切り口ぐらい平らにしとけよなぁ・・・現物を見たらなんか、大笑いになりました。「昭和のバイクは、このくらいでええんやろ」「こら進駐軍、ちゃんと物づくりせ〜よ」でもきっとこのバネ鋼は、すばらしい仕事をするかもしれん・・・してほしい・・・ム、ムリかな・・・いやきっと大丈・・・「こんな製品作るけん、金融危機の発端を作るんよ」などと八つ当たりをしました。外国製パーツには、気をつけよう!

2008年9月28日(日)
ブレーキのカットモデルを作ってみました。

スクラップの車からブレーキ装置を取り外して、カットモデルを作成してみました。実物ですので仕組みが良くわかります。車検の時によく交換する部品が見れます、「こんな程度のゴム製品が、何年も持つわけないじゃん!」きっちり定期交換しましょう!

2008年9月19日(金)
交通事故について

そうそう9月14日15日の連休前に事故修理が連発で入ってきました。事故修理の入庫って必ず連続して入ってきます。なんかバイオリズムみたいなのあるのかな?と思ってたけど、だいたい満月に近ずくと、事故が多発するみたい。これはうちのお客さんだけ?!。満月が近づいたら、みんな気をつけよう!

2008年9月19日(金)
よー壊れるのお!

この所、LAFセンサーがよーく壊れます!
メーカー問わず!何処がつくっとるんよ!
だんだん腹が立ってきた!

2008年9月8日(月)
あっ!こわっ!

今日、1年点検で入庫した車(ホンダアクティートラックHA7)のエンジンルームに、な〜んと綺麗な鳥の巣が!幸い鳥の仏は、いませんでしたが、いったいこの巣の主および家族は、どうしたのでしょう?それにしてもなんでこんな所に?暑いやろ〜にね。しかし火災にならんで良かった!以前乗用車のエンジンルームに仏になったネコを見つけた時ものすげ〜怖かった事をおもいだしました。ここいら辺の田舎では、車両の中に動物が!という事件は、結構あるんですよ!ひどいのは、ホイールとブレーキデイスクのバックプレートの間に何だかわからんけど小動物が隠れてたようで、そのまま自動車は走ってしまい、もののみごとに、その小動物らしき物体は、ミキサーにかかったようになってた事もありました。気をつけようね。(防ぎようが無いけど・・・)

2008年7月17日(木)
TLR200のカスタムと再生その3

ものすげーキャブレターのセッティングに苦労しました。スロー系は、一発で出来たけど、メーン系が全然出ない!!そりゃそうだ!なんとマフラーの中に地球外生命体が住んでいました。これを退治して、やっと出ました、セッティング。ノーマルより結構オリフィスが細かったので、何度も何度もメーンジェットを換えて行きました。結局ノーマルより♯10も小さいメインジェットと高回転域の細いニードルに変更しました。走ってみると、「なんか下品なエンジン音がする」。こりゃプラグもダメじゃん!工具キャスターの中に転がってた、イリジウムプラグがあったので、「まあ、これでいいや」と換えてみたら、「おー、上品な音になったじゃん」というわけでキャブ、エンジンは完成ちゅうことにしよう!すると今度は、右のウインカーの調子が変!ケツの一個をはずしてみると、ソケットのアースがダメじゃない!なんちゅう作りの悪いウインカーだ!「もちょっとクオリティーのええのを作ろうや、なあキジマ」しょうがないので、ソケットにハンダで配線をくっつけて作り直しました。やれやれ、あとは、フロントフェンダーの割れてるところを切断して整形してペイントだな。もう一息の所まで来ました。

2008年7月8日(火)
自動車のディスクブレーキ

本日、ブレーキの引きずり で修理車両が、入庫しました。ホンダアクティーバンです。型式HH6の現行モデルと同じモデルです。前側のディスクブレーキですが、ディスクキャリパーのダストシールをめくってオイルもれなど確認しても大丈夫なのですが、固着したピストンを抜いてみると、ピストンのメッキが、剥離してオイルシールの入っているミゾは、「キャーすっげー」でした。昔の車検制度のころは、強制的に交換していた、定期交換部品のところなので、こんなトラブルは、少なかったのに、定期交換部品から外れてしまった現在は、安上がりな車検整備希望のため、こんな事が、多くなってしまいました、昔の車検の時みたいに、ブレーキのオーバーホールは、必須の方がええような気がします。誰だ!最近の車は、壊れなくなったなどとほざくやつは。やっぱり、まめなメンテナンスは、必要です。乗りっぱなしのメンテ無しの車に、もし自分の子供が、事故にあったら、絶対許せないですよね。一年に一度は、ちゃんと点検してくれる工場で整備してもらおう!この車両のオーナーみたいに、「いつもとちょっと違うから、よう見てーなー」と言って入庫してこられましたが、皆さんも、ちょっとでも違和感が出たなら、早く整備に出しましょうね。

2008年7月6日(日)
TLR200のカスタムと再生その2

NAOKIが、何年も前に買ってたパーツをまず取付ました、スピ−ドメーター、ウィンカー、にテールランプです。あっ、ヘッドライトのステーが、無いじゃない!おまけにリヤフェンダーは、ボロボロ!「うーん・・・」まずステーは、廃材のメッキ板から作りました。問題のリヤフェンダーは、廃材の中からエイプのノーマルフロントフェンダーを加工して取り付けてみました。テールランプもばっちり着くじゃん!着けてみると、おっ!違和感ないじゃない!配線の作成では、あっ持ち込みパーツは、みんな12Vじゃない、バルブみんな変えなきゃね「あーめんどくさい」ありゃっこのウインカーセットTW用じゃない、「なんで〜」みんな加工せんと着かんじゃないか!このくそ暑いのに・・・・なんとかかっこになったので、次は、問題のキャブレターだな。ちなみに外装をさわる前にフロントフォークシールは、交換済みです。さあキャブレターのOHいってみよう!なんだこりゃ!キャブの中は、ミドリ色のスライムでいっぱい、おっぱい!!おまけにキャブの部品は、メーカーに無し、あーあパッキン破れてるし、フロートは、真鍮製でパンクしてる。ハンダでフロートを修理してもパッキン、シールが、手に入らんし、しょうがない汎用のキャブを用意しましょう。NAOKIに「泣いてごしない」と言って、ケイヒンの22パイを用意しました。取付もなんとか、なりそう、ノーマルエアクリーナーボックスも使えそうです。あっノーマルと同じ口径でもオリフィス部の大きさが全然違うじゃない「こりゃセッティングに苦しむなあ」と思ったら、やっぱり・・・・・次回へつづく。

2008年7月5日(土)
TLR200のカスタムと再生その1
6月にTLR200のカスタムと再生の依頼がありました。「え〜っ」というぐらい予算が無い!まあしょうがない、なんとかやってみましょう。
かなり変なバイクになりつつあるので、ちょっとづつ公開していきます。たぶん出来上がりは、なかなかの貧乏くさい車両になる予定です。(NAOKIもっと働いて銭をつくれ